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地積測量図の作成費用の目安。依頼から取得までにかかるお金を整理

地積測量図の作成費用・取得費用の目安を解説します。土地家屋調査士への依頼費用、費用が変わる要因、法務局での取得費用、既存図面のデジタル化で活用コストを下げる方法まで整理しています。

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「地積測量図の費用はいくらかかるのか」という疑問は、土地の分筆・売買・登記を検討する際によく出てきます。地積測量図には「作成費用(土地家屋調査士への依頼)」と「取得費用(法務局からの入手)」の2種類があります。この記事ではそれぞれの費用の目安と、費用が変わる要因を整理します。

地積測量図の作成費用の目安

地積測量図の作成は土地家屋調査士が行い、費用は測量・境界確定・申請まで一括で請求されることが多いです。

工事・状況 費用の目安
分筆登記(境界確定あり、隣接地少) 30万〜50万円程度
分筆登記(境界確定あり、隣接地多・官民境界含む) 50万〜100万円程度
表題登記(建物の新築・未登記) 8万〜15万円程度
合筆登記(境界確定不要な場合) 5万〜10万円程度

費用のほとんどは「測量・境界確定」にかかる部分です。地積測量図の図面作成自体は費用の一部に過ぎず、境界の確定作業(隣接地所有者との立会い・署名取得)が大部分を占めます。

費用が変わる主な要因

地積測量図の作成費用は、次の要因によって大きく変わります。

1. 境界確定の状況

既存の地積測量図に世界測地系の座標が記載されており、境界標も現地に残っている場合は、確認作業が簡略化され費用を抑えられます。境界標が失われていたり、隣接地との確認が困難な場合は費用が増します。

2. 隣接地の数・関係者の数

隣接する土地の数が多いほど、立会い・署名取得の手間が増え費用が上がります。官民境界(道路など)の確認が必要な場合は、行政との調整が加わります。

3. 対象地の面積と形状

面積が大きい・複雑な形状の土地は測量点数が増えるため費用が高くなる傾向があります。

4. 地域

都市部か地方かによって、土地家屋調査士の報酬水準が異なります。

5. 過去の測量データの有無

法務局に既存の地積測量図が保管されており、座標データを活用できる場合は、現地測量の省力化につながり費用を抑えられることがあります。

地積測量図の取得費用(法務局)

既存の地積測量図を法務局から入手する費用は別途かかります。

新規に作成を依頼する費用と比べれば、既存図面の取得費用は1通あたり数百円程度とごくわずかです。窓口・郵送・かんたん証明書請求・登記情報提供サービスのいずれで取得するかによって金額が変わります。

具体的な手数料は改定されることがあるため、最新の一覧は地積測量図を法務局で取得する方法を参照してください。

地積測量図は土地1筆ごとに取得します。隣接する複数筆の図面が必要な場合は、その分の費用がかかります。

作成が必要か確認する:まず既存の地積測量図を調べる

地積測量図の作成が必要かどうかを判断するために、まず法務局で既存の地積測量図の有無を確認することが重要です。

  • 平成17年(2005年)以降の分筆・表題登記では、世界測地系の座標付き地積測量図が法務局に保管されている可能性が高いです
  • 昭和〜平成初期の図面は任意座標や概測のものが多く、現地復元への活用が限定される場合があります
  • 地積測量図がまったく存在しない場合は、新規作成が必要です

法務局の窓口・オンラインで「地図・図面証明書」として申請することで、地積測量図の有無を確認・取得できます。

既存図面のデジタル化で活用コストを下げる

地積測量図の作成費用は測量・境界確定が主体であり、tohonのようなAI OCRツールで代替できるものではありません。ただし、法務局から取得した既存の地積測量図PDFを活用する作業コストは大幅に下げられます。

資料調査・境界確定作業での活用例:

  • 法務局から取得した地積測量図PDFを自動読み取りし、座標表をExcel化
  • 複数の隣接地図面をまとめてSIMA変換し、測量CADで合成・確認
  • 抽出した座標から辺長・面積を自動検算し、誤読を即座に検出

従来、地積測量図1枚の座標入力に20〜30分かかっていた作業が、PDFアップロードだけで完了します。案件ごとに複数枚の図面を扱う場合、調査時間を大幅に短縮できます。

よくある質問

Q: 地積測量図は自分で作成できますか?

A: 地積測量図の作成には測量の専門知識と法定の記載事項への準拠が必要です。土地家屋調査士が代理して作成・登記申請するのが一般的で、素人が作成した図面は法務局に受理されません。

Q: 分筆しないと地積測量図は作れませんか?

A: 地積測量図は分筆・合筆・表題登記など、登記申請時に提出する書類です。登記手続きなしに地積測量図だけを作成して提出することはできません。ただし、売買・融資目的で「確定測量図」(法的効力は地積測量図と異なる)を作成することは可能です。

Q: 費用を安くする方法はありますか?

A: 既存の地積測量図がある・境界標が現地に残っている・隣接地所有者の同意が得やすい、といった条件が揃うと費用を抑えやすくなります。まず法務局で過去の図面状況を確認し、複数の土地家屋調査士から見積もりを取ることが有効です。

まとめ

地積測量図の作成費用は、境界確定の状況・隣接地の数・過去図面の有無によって大きく変わります。費用のほとんどは測量・境界確定の部分で、作成前に既存図面の有無を確認することがコスト削減の第一歩です。法務局から取得した既存の地積測量図を活用する際は、AI OCRツールで座標の手入力を自動化することで、資料調査の時間・コストを下げられます。30ページ無料でお試しいただけます。


関連記事: 地積測量図の取得方法 / 地積測量図がない場合はどうする? / 確定測量図と地積測量図の違い

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