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CSV形式の座標データを測量CADに取り込む方法

ExcelやCSVで管理している座標データを測量CADにインポートする手順を解説します。主要な測量CADのCSV取り込み設定と、AI OCRで地積測量図PDFからCSVを作成する方法も紹介します。

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座標データをExcelやCSVで持っている場合、測量CADに取り込む際の手順は各CADで異なります。この記事では、CSV形式の座標データをCADに取り込む方法を整理します。

座標CSVの基本フォーマット

測量CADが読み込めるCSV形式は、主に次の列構成です。

点名,X座標,Y座標
1,35927.432,-12345.678
2,35934.891,-12338.451
3,35928.234,-12330.123

必須列:

  • 点名(点番号)
  • X座標(m単位、小数点以下3桁が標準)
  • Y座標(m単位、小数点以下3桁が標準)

任意列:

  • 属性(求積点・引照点・基準点などの区別)
  • Z座標(標高。平面測量では省略可)

主要な測量CADへのCSVインポート手順

TREND ONE(福井コンピュータ)

  1. メニュー「データ入力」→「座標ファイル」→「外部ファイル読込」
  2. ファイル形式で「CSV」を選択
  3. 列の対応(点名・X・Y)を設定
  4. 取り込み実行

注意点: CSVの1行目がヘッダ行の場合は「ヘッダスキップ」にチェックを入れる。

SocetWorks(アジア航測)

  1. 「座標管理」→「外部データ取込」→CSV形式を選択
  2. 列構成を指定
  3. 取り込み後に座標一覧で確認

CAD-SUPERシリーズ

  1. 「ファイル」→「外部ファイル読込」
  2. CSVの列と座標フィールドの対応付けを設定
  3. 取り込み後に図面上でプロットを確認

JWCADへのCSV取り込み(プラグイン使用)

JWCADは直接CSVを読み込む機能がないため、プラグインまたはSIMA変換経由で対応します。

  1. CSVをSIMAファイルに変換するツールを使う
  2. 変換したSIMAをJWCADプラグインで読み込む
  3. または、Excelから直接JWCADのXY座標として手入力

ExcelからCSVを作成する

Excelで座標を管理している場合のCSV書き出し手順:

  1. Excelを開き、座標データがある列を確認(点名・X・Y)
  2. 「ファイル」→「名前を付けて保存」
  3. ファイル形式で「CSV(カンマ区切り)」を選択
  4. 保存

注意点:

  • ExcelのCSV保存では文字コードが「Shift-JIS」になる場合がある
  • 測量CADがUTF-8のみ対応している場合は文字化けが発生することがある
  • 点名に日本語を使わずに数字のみにすると、文字コード問題を回避できる

AI OCRで地積測量図PDFからCSVを直接作成

地積測量図のPDFから座標データを手作業でExcelに転記する場合、入力ミス(桁数・小数点の位置)が発生しやすいです。

AI OCRを使うと:

  1. 地積測量図PDFをアップロード
  2. 座標表(点名・X・Y)を自動認識
  3. CSV・Excel・SIMAファイルとして出力

手入力ゼロで正確な座標データを取得できます。

AIが自動検算も実施:

  • 抽出した座標から面積を自動計算
  • 図面上の求積表と照合して誤読を検出
  • 誤差がある箇所を警告表示

SIMAとCSVの使い分け

項目 SIMA(.sim) CSV(.csv)
測量CAD対応 測量専用CADに最適 汎用(設定が必要)
点の属性 求積点・引照点等を区別 属性なし(追加列で対応)
複数図面の管理 地番・筆単位の構造 フラットな一覧
Excelでの編集 テキストエディタで直接 Excelで直接編集可

測量CAD同士のデータ連携はSIMA、データ分析・台帳作成はCSV(Excel)と使い分けるのが効率的です。

まとめ

  • 測量CADのCSV取り込みは「点名・X・Y」の列構成が基本
  • 各CAD(TREND ONE・SocetWorks等)でインポート手順が異なる
  • JWCADはプラグイン経由またはSIMA変換が必要
  • AI OCRで地積測量図PDFから直接CSV・SIMA出力すると手入力ミスを防げる

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関連記事: SIMAファイルとは / JWCADとSIMAの連携 / 測量CADへの座標入力を自動化する方法

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