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SIMファイル(.sim)とは?拡張子の意味・開き方・測量CADへの取り込み方法

SIMファイル(.sim拡張子)はSIMA形式の測量データファイルです。ファイルの中身・対応ソフト・開き方・地積測量図PDFからの変換方法をわかりやすく解説します。

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SIMA(シマ)は、測量データを共通フォーマットで保存・交換するための規格です。測量CADソフト間でのデータ連携に広く使われており、地積測量図の座標データをCADに取り込む際にも利用されます。

SIMAとは

SIMAは「測量情報共通フォーマット」の略称で、測量業界で標準的に使われるデータ形式です。

  • 座標点(点名・X座標・Y座標)を記録する
  • 点の属性(求積点・引照点・基準点など)を区別できる
  • 多くの測量CADソフトが読み込みに対応している

SIMAファイルがあれば、測量CADに座標値を手入力することなく、自動でプロットを生成できます。

SIMAファイルの構造

SIMAファイルはテキスト形式(.sim)で、いくつかのブロックで構成されています。

ブロック 内容
A01 全座標点のマスタ(点名・X・Y)
B01 地番ごとの構成点リスト
C03 各辺の辺長・方向角
D00 地番(画地)のヘッダ情報

このブロック構造を理解していれば、SIMAファイルをテキストエディタで開いて座標値を確認することもできます。

地積測量図からSIMAへの変換が必要なケース

地積測量図PDFからSIMAファイルを生成したいケースには以下があります。

  • 隣接地の測量:過去の地積測量図の座標を再利用する
  • 分筆・合筆:複数の既存図面から座標を集めてCADで作業する
  • 納品物の変換:紙またはPDFで受け取った図面をCAD用に変換する
  • SIMA納品案件:成果品としてSIMAファイルを提出する必要がある

手動での変換手順(従来の方法)

SIMA変換を手動で行う場合、次の工程が必要です。

  1. 地積測量図を見ながら点名・X・Y座標を読み取る
  2. 測量CADの座標入力画面に1点ずつ入力する
  3. 入力後に面積を逆算して原本と照合する
  4. 誤差があれば修正して再確認する

座標が10点あれば30分程度、30点あれば1時間以上かかることがあります。桁数が多い(例:X = 35927.432)ため、入力ミスも起きやすい作業です。

AI OCRを使ったPDF→SIMA変換

AI OCRを使うと、地積測量図PDFから座標を自動抽出してSIMAファイルを生成できます。

  1. 地積測量図のPDF(スキャン・電子データ)をアップロード
  2. AIが座標表を認識し、点名・X・Y・属性を自動で読み取る
  3. SIMAファイルをダウンロードして測量CADに読み込む

座標30点のデータ化が、手入力の30〜45分から、確認込みで3〜5分程度に短縮されます。

SIMAファイルの互換性

SIMAファイルは多くの測量CADに対応しています。主要な測量CADであれば読み込み可能ですが、座標系の設定はCAD側で行う必要があります。また、点の属性(求積点・引照点・基準点)が区別されてインポートされるか事前に確認することをお勧めします。

対応CADの例:

  • TREND ONE(福井コンピュータ)
  • SocetWorks
  • CAD-SUPERシリーズ
  • JwCAD(プラグイン・変換経由)
  • AutoCAD Civil 3D(CSV変換経由)

よくある質問

Q: SIMAファイルのバージョン(SIMA-1.x・SIMA-2.x)はどれが対応していますか?

A: CADソフトによって対応バージョンが異なります。出力形式の詳細についてはtohonのサポートにお問い合わせください。

Q: 座標系(平面直角座標系の系番号)の情報はSIMAに含まれますか?

A: 世界測地系の図面については、系番号をSIMAファイルに含めることができます。図面に記載されている系番号をもとに設定されます。

Q: SIMAファイルをテキストエディタで編集できますか?

A: テキスト形式のためエディタで開けますが、フォーマットが崩れると測量CADが読み込めなくなります。編集が必要な場合は測量CADの機能を使うことを推奨します。

まとめ

地積測量図PDFからSIMAへの変換は、AI OCRを使うことで大幅に効率化できます。手入力ゼロに近い形で測量CADに座標を取り込めるようになり、ミスの削減と作業時間の短縮が同時に実現します。

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関連記事: 地積測量図のSIMA変換 / 測量CADへの座標入力を自動化する方法 / JWCADとSIMAの連携ガイド

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