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不動産の登記簿を一覧化する方法。複数物件の所有者・権利情報をExcelに集約

不動産の登記簿謄本を一覧化してExcelで管理する方法を解説。複数物件の所有者・地番・地目・地積・抵当権情報を自動で1筆1行の一覧にまとめ、物件管理・用地調査を効率化します。

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複数の不動産物件を管理・調査する場合、各物件の登記簿謄本を個別に開いて確認するのは効率的ではありません。登記情報をExcel一覧に集約することで、物件の比較・絞り込み・共有が格段にしやすくなります。

登記簿一覧化が役立つシーン

  • 用地調査: 候補地50〜100筆の所有者・地目・地積を横断的に確認
  • 物件管理台帳の整備: 自社保有・管理物件の登記情報を一元管理
  • 相続財産の把握: 被相続人の全保有不動産を一覧化して相続人に提示
  • 競売調査: 複数物件の権利関係を一括でスクリーニング
  • 固定資産管理: 固定資産台帳と登記情報の突合

Excel一覧の列構成

AI OCRで登記簿謄本を処理すると、以下の項目が1筆1行のExcelに自動整形されます。

内容
所在 市区町村・丁目
地番 土地の番号
地目 田・畑・宅地・山林など
地積(㎡) 登記上の面積
所有者 登記名義人(共有の場合は持分も含む)
所有者住所 登記上の住所
登記原因及び日付 取得原因・日付
抵当権 有 / 無 / 無(抹消済)

一覧化の手順

  1. 登記簿謄本PDFを複数ファイルまとめてアップロード
  2. AIが各PDFを自動解析・項目抽出
  3. 全件を1ファイルのExcelに集約(1筆1行)
  4. 確認画面で抽出結果を目視チェック
  5. ExcelをダウンロードしてFilterやPivotで活用

件数別の所要時間の目安

件数 手作業(1件15分) AI一括処理
10件 約2.5時間 10〜15分
30件 約7.5時間 30〜40分
100件 約25時間(3〜4日) 1〜2時間

一覧化後の活用例

地目での絞り込み

農地(田・畑)と宅地・山林を地目列でフィルタリング。用地取得の際に農地転用が必要な物件を素早く特定できます。

所有者での名寄せ

VLOOKUP・UNIQUE関数などを使い、同じ所有者が複数筆を持つケースを名寄せ。アプローチ対象を効率的に絞れます。

抵当権ありのスクリーニング

抵当権列で「有」の物件を抽出し、決済前に抹消手続きが必要な物件を把握。

定期更新での差分確認

最新の登記簿謄本を再アップロードして出力し、既存台帳と列を見比べることで、所有者変更・地目変更などの変化を素早く発見できます。

注意点

  • 建物(区分所有建物含む)の登記書類は現在対応外です
  • 差押・仮差押・賃借権など乙区の詳細情報は抽出対象外です(抵当権の有無のみ)
  • 最終的な権利確認は必ず元の登記事項証明書で行ってください

よくある質問

Q: 共有名義の物件はどう出力されますか?

A: 共有の場合、所有者ごとに1行ずつ展開されます。例えば2名の共有なら2行になり、それぞれ持分も含めて「2分の1 山田太郎」のように出力されます。

Q: 出力したExcelを物件管理SaaSに取り込めますか?

A: CSV形式での出力も可能なため、CSVインポート機能を持つ物件管理システムと連携できます。

Q: 大量処理時の処理時間はどれくらいかかりますか?

A: 処理件数が多い場合(50件以上)、サーバー側の処理時間が長くなることがあります。スキャン品質が高いPDF(300dpi以上)を使用すると認識精度・処理速度ともに改善します。

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関連記事: 登記事項証明書を1筆1行にまとめる方法 / 登記簿の一括管理する方法 / 登記簿の所有者情報をリスト化

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